ミンサガリマスター プレイ日記(4) 3周目・グレイ編

2023年1月1日日曜日

ミンサガ

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少し間隔が空きましたが、3周目は孤高の冒険者、グレイ編です。

男性からも人気の高いキャラですね。
イベントでは突き放したような物言いをすることもありますが、基本的にクセが強いキャラが多い中、正統派のイケメンと言っても過言はないでしょう。

そして、グレイ編はアンデス風のフィールドBGMもかなり良いです!
アルティマニアのインタビューによると、伊藤賢治さんが主人公BGMの中で一番苦労したのがこのグレイ編だとか。

性能的には最初からそれなりに能力が高く、初期パーティーも3人いて取っつきやすいキャラだと思います。
初期イベントも「財宝を探し求めて洞窟に潜る」という冒険者らしい内容となっています。

ただ、独自イベントにちょっとしたトラップもあり、初めての方が予備知識なしでグレイを選び、そのイベントを進めてしまうと戸惑ってしまうかもしれません。
攻略と言うほどではありませんが、その辺りもフォローしながら書いていこうと思います。

※軽くネタバレしていくのでご注意ください。

古刀との因縁~メルビルまで

グレイ編はリガウ島を目指す船の上から始まります。
冒険者グレイ、聖戦士ガラハド、魔術師ミリアムのパーティーです。バランス的に僧侶がほしいところですが、ひとまずはこれで十分です。

到着したジェルトンで情報を集め、草原の洞窟に財宝があるらしいとの噂を耳にした一行は、その足で目当ての穴へと向かいます。

道中で草原を通過しますが、のしのしと歩いている恐竜にケンカを売ってはいけません。
自分から当たりに行かない限り戦闘になることはないでしょうから、最初の内は避けて通りましょう。

目的の洞窟を見つけ、奥へと進み、グレイは古びた刀を見つけます。
この刀がグレイに語りかけ、鍛え直すイベントが始まります(「刀の声」)。
後ほど改めて解説しますが、これが中々曲者ですw

更に、初めてだとこの刀が財宝だと勘違いしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実は目的の財宝は別にあります。
ボスを倒してそちらを手に入れたら、プレイヤーノートに解決済みとして記されるはずです。

また、別の穴(恐竜の穴:ジェルトンから草原に出てすぐ目の前の穴)では、恐竜の卵を手に入れることができます。
戦闘中に使うと恐竜を召喚することができますが、基本的には換金アイテムです。
この恐竜の卵を持った状態だと恐竜が猛スピードで追いかけてきて捕まるので、マップアビリティのステルスで姿を隠すか、予め洞窟内の恐竜に接触して逃げ、消しておくと安全に入手できます。
卵はすぐに売らなくても大丈夫ですが、持ったまま草原をうろうろすると危険なのでご注意ください。

目的を果たした一行はメルビルに戻ることになりますが、洞窟内で古刀を見つけた場合は鍛冶屋を訪れることでイベントを進めることができます。
プレイヤーノートにも書いてあると思いますが、青銅を使って補強することで、古刀がそれなりに使える武器に変化します。
無理に行う必要はありませんが、せっかくグレイ編をプレイするなら、このイベントは体験したいですね。完遂した際の報酬も中々良いので。
(ただし引き継ぎはできないようです)

いくらかの資金を得た一行はメルビルに戻り、これからどうするかを話し合います。
ガラハドと行動するか、ミリアムと行動するか、二人と別れるかを選ぶことになります。
選んだ選択肢によって仲間の反応が変わるので、リセットして別のパターンを見てみるのも面白いです。

ここから自由行動となるのですが、メルビルを歩いていると、ジャンと名乗る男に声を掛けられます。
ジャンはグレイのことを知っているようですが、グレイは知らないふりをします。
話の内容からすると、過去に何かあったようですね。

そのジャンは、グレイの腕を見込み、とある女性の護衛を頼みたいと申し出ます。
ここで断るとその周回ではクローディアを仲間にできなくなりますので、慎重に判断しましょう。

依頼を引き受けると、クローディアを紹介されます。
警戒しているのか、興味が無いのか、目も合わせてくれないクローディア様。

護衛と言いつつ一緒に戦わせることになりますので、弓担当として活躍してもらいましょう。
(というか後半は完全にエースアタッカーになります

なお、クローディアを仲間にした後は、とあるイベントを解決するまでメルビル内にクローディアを狙う暗殺者が現れるので、注意して歩きましょう。主人公に近寄ってくる一般人風の男がそれです。

グレイ編の序盤イベントはこれで終わり、後は自由行動です。
メルビルのイベントを始めたくなりますが、まずは各地の街を回って仲間を増やし、地図を集めたり、最序盤のイベントをこなしていくとよいでしょう。

グレイ編のパーティー構成

今回も主人公のグレイと縁があるキャラを中心にパーティーを組みます。

・最初から一緒だったミリアム
・最初から一緒だったガラハド
・護衛を任されたクローディア
・旧知の仲であるジャン

前衛にグレイ、ガラハド、ジャン、後衛に術のミリアム、弓のクローディアとバランスは良いです。

クールで孤高なイメージのあるグレイですが、以外に縁のあるキャラが多く、フリー枠は空きませんでした。
クローディアに掛けた言葉などからも読み取れますが、冷徹に見えて実は情に厚いのかもしれませんね。

最終メンバーはこちら。

グレイ

主人公のグレイは鍛え上げた鬼神刀の一刀流です。
(技20種類のために長剣なども使いましたが)

しかし、初期クラス(剣士)縛りのため刀の適正がありません。
やむなく単品で刀スキルを上げましたが、消費BPは下げることができるものの、消費EPはほぼ初期値です。
おまけに鬼神刀は補強も強度変更もできません。
とはいえ鬼神刀は修理費が格安なので、EP消費を気にせず使って、宿屋や鍛冶屋で気軽に回復という使い方ができます。
普段はかすみ二段とかでも十分強いですからね。

鬼神刀の威力に加え、装備による腕力+10、そして剣士の特性である攻撃力アップが乗っているはずなので、火力はかなり高いです。

ミリアム

炎の魔術師といいつつデフォでは無職のミリアムです。
火術に対応したクラスということでウィザードに就かせました。
メインの攻撃は火術か、オウルの杖経由での魔術となります。

術合成ができないため、開幕で火の鳥を使えるようになるのは後半になってからですね。
後はリヴァイヴァ、聖杯経由で生命の水と補助に回ることが多くなります。

戦闘中、グレイやガラハドが倒れるとその名を呼ぶことがあるのですが、それがかなり迫真の演技ですw

ガラハド

聖戦士と呼ばれますが実際はローザリア重装兵です。
公式チートと呼ばれる強クラスであり、高いHPも相まって、かなり堅いのが特徴です。

武器は長剣と棍棒を持たせ、全体攻撃や骨砕きなどは棍棒で、ボスには長剣の共震剣をメインに使います。
スキアヴォーナはラストダンジョン突入前に入手したので鍛える暇がありませんでした。

なお、ガラハドは回復BPが低く、一度倒れると聖杯でも使わない限り、BP消費の多い技は使えなくなります。
BP自体も上がりにくいので、終盤まで回復BP2でかなり辛いのが難点ですね。

ガラハドも、グレイやミリアムが倒れると鬼気迫った声でその名を呼びますw

クローディア

ミンサガさいかわのクローディア様です(異論は認める)。
クラスは森の番人で弓と土術を使えます。クラス特性の時々消費BPが減るというのは……いつ発動していたのかよくわかりません……

サブ武器には適正外の衝槍を持たせてクジャラート闘士スタイルに。
まあ弓と水術以外は使わないんですけどね。

藤娘を手に入れ、ザップショットを閃いてからは完全にエースとなりました。
かわいいだけではなくBP回復がかなり高いので、ほぼ毎ターン高火力技を使えるのもクロ様の強み。
護衛とは?

ジャン

独特な口調が人気(?)のジャン帝国正騎兵です。
両手斧、大型剣、細剣が使えますが、今回は大型剣と両手斧をメインに使いました。
光術も使えますが、ムーンライトヒールの消費BPが高く、ジャンの特性と全く合っていないので、回復にはほぼ水術を使うことになります……

回復BPが低く、ガラハド同様一度倒れるとできることがかなり制限されます。
攻撃も、両手斧は富岳百景などが強いのですが、消費BPが高い技を多用できないため、ボスに対しては大型剣の共震剣ばかり使うことになりました。
共震剣ゲーか?

若干使いにくいキャラですが、戦闘中の台詞が面白いのでネタ枠としては中々優秀ではないかと思います。

固有イベントのトラップ

冒頭で独自イベントにトラップがあるとお伝えしましたが、それについての補足です。

ネタバレになってしまいますが、グレイ固有のイベントとして「刀の声」があります。
簡単に言えば、財宝の穴で拾った古刀を指定された素材で補強し、なじんだら次の素材で補強、という行程を繰り返していくものです。

しかしながら、グレイの初期クラスは変更していなければ剣士であり、刀は対応スキルに含まれていません。
ミンサガでは、武器の該当スキルを上げることによって消費BPが下がり、対応する武器種を含むクラスのレベルが上がることによって消費EPが下がっていきます。
つまり、クラスが剣士の場合、剣士のスキルとは別に刀のスキルを上げたとしても、BPは下げることはできてもEPは変わらない、ということになります。

ですので、初期クラス縛りでもしていない限り、そしてグレイに刀を使わせたい場合は、刀に対応したクラスに転職させるのがベターです。
具体的には武芸家、エスタミル古流闘士、竜人が刀を扱えます。
(伝説のクラス? 知りませんねぇ……)

そして、「壊れるまで使え」的なことを言われるわけですが、厳密には壊したら次に進めるわけではありません。
EPを消費する技を使えばその分なじむのが早くなりますが、正確には隠しパラメータが規定値に到達するまで戦闘でその武器を使い続ける必要があります。
武器の名前についている+(数字)が一段階上がればなじんだということです。
その時点で街に入ればイベントが進行し、別の素材で補強するように言われます。

もう一つ、補強素材についてです。
途中までの素材は鍛冶屋が扱っているか、お店で買えます。調べるか、世界各地にあるショップを回ってみましょう。
(売り切れている場合は、ゲーム内で時間が経過すると入荷する可能性があります)
しかし、最後とその前の2つはお店で手に入らないので、モンスターを倒してドロップさせるか、鉱石を採掘するしかありません。
個人的なおすすめは鉱石採掘で、ゴールドマインの「鉱山襲撃」イベントでキャラを鍛えつつ鉱石を集めるのが効率的です。
特定の敵を倒せば純金が確実に手に入りますし、鉱石発掘でも純金が出てくる可能性がありますので、お金稼ぎにもなります。
というわけで、「鉱山襲撃」のイベントはラストダンジョン突入直前までクリアしないのがおすすめです。
内部のモンスターを全て倒さずに鉱山を出て別の街に移動するとモンスターが復活するので、何度でも利用できます。
高ランクのモンスターが出やすく、技を閃く道場としても使えます(通称ゴマ道場)。

このように、「刀の声」を完遂しようとすると様々な知識が求められますし、結構な手間もかかります。
その苦労に見合った報酬は得られますので、グレイ編をプレイするなら是非チャレンジしていただきたいと思いますが、鬼神刀は周回プレイで引き継ぎできないのが残念ですね……

アプデで引き継ぎできるようにならないかな……?(チラッチラッ)

自由行動~最終決戦まで

前述のパーティーについては、ミリアム、ガラハド、クローディアまではすぐに集まるのですが、ジャンは「ネビルの依頼」を完了するまで入れないので、適当にスカウトしながら進めていきます。

先述の通り、すでにバランス良いパーティーになっているので戦闘で苦労することはほとんど無かったように思います。

今回は炎のロッドは使いませんでしたが、全体攻撃ができるようになるともうヌルゲーです。
主人公のグレイさんはひたすら古刀でかすみ二段してました。

「刀の声」が進み、廃石で補強したら通常攻撃でもEPを消費してしまう状態に。
クラス適正がないのは辛い……

ということで、ここは縛りを破って細工師に転職しました。
これならEP消費1まではほぼノーコストで使えます。
廃石(7)はすぐに手に入ったのですが、次もすぐ拾えるかはわからないので面倒だったのです……
古刀を鍛え終わったらすぐに剣士に戻しました。

ようやく手に入れた鬼神刀。カコイイ!!

サルーイン戦は何度か全滅しましたが、ローザリア重装兵のガラハドを前列に置いてリヴァイヴァをかけまくったら勝てました。
やっぱリヴァイヴァって神だわ。

グレイ編を終えて

やる前からわかっていましたが、「刀の声」が面倒!
そして、グレイの初期クラスは刀に対応したものにしてくれてもいいのにな、と改めて思いました。

正直なところ、初めてミンサガに触れる方には1周目グレイはあまりおすすめはしません。
特に、1周目は何も見ないでやろうと思っている方には「刀の声」がキツいと思います。

しかし、「刀の声」はクラスや鍛冶の仕組みを理解する良い機会にもなりますし、グレイ編はフィールドBGMも良いので、2周目以降の周回プレイにはもってこいだと思います。

また、グレイは全ての能力値の上がりやすさが均等(突出して上がりにくい能力や上がりやすい能力がない)なので、使う武器や術によってどんな性能にも育ちます。
そのようなキャラを求めている方にもおすすめです。
パーティーにイケメンを入れたい場合も第一候補となるでしょう。

次はクローディア編です!


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ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
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