ミンサガリマスター プレイ日記(8) 7周目・ホーク編

2023年3月15日水曜日

ミンサガ

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7周目は海賊・キャプテン・ホーク編です。

主人公勢どころか、全プレイアブルキャラの中でも最も男臭いキャラと言えばこのホークでしょう。
見た目だけでなく言動も男らしさ全開で、まさに海の男というキャラクターとして描かれています。

ミンサガ版のキャラデザについては某パイレーツ・オブ・なんとかの影響を受けたのでしょうかw
ちょうどその頃でしたかねぇ。

ホークの物語は海賊らしく、海の上からスタートします。
独自のイベントもやはり海賊関係となり、他の主人公では行くことができない、あるいは行くのが難しいマップにも初期から入れるので、周回プレイでも新鮮な気持ちで楽しむことができます。

なお、無益な殺生はしないという「ちょっといい人」感を出してはいますが、根が海賊なのでサルーインの恩寵値が最初から少しカウントされています。
これはジャミルやグレイと同様です。
そして、ホークの場合はウコムの恩寵値も最初から高くなっています。さすがは海人ですね。

それでは、ホーク編をやっていきましょう。

※軽くネタバレしていくのでご注意ください。

ブッチャーとの因縁~ゴドンゴまで

舞台はサンゴ海、海賊船レイディラック号の上から物語はスタートします。
初期パーティーは船長のホークと、腹心の部下であるゲラ=ハ、そしてモブの海賊(モブ界のエース)の3人となります。

まずは母港となるパイレーツコーストに戻ることになりますが、特に案内などもなく、モンスターもそこそこいるため、迷いながら戦闘を繰り返しているとあっという間にイベントランクが上がってしまうので注意が必要です。

ちなみに、このサンゴ海のマップはホーク編の序盤でしか入ることができない貴重なマップですので、今のうちに堪能しておきましょう。
(特に面白い場所でもありませんが……)

パイレーツコーストに戻ると集会が始まるという連絡を受け、集会所に向かいます。
そこで同じ海賊ながら考え方もやり方も違い、対立しているブッチャーと今後の方針を巡って決裂し、決闘を申し込まれます。
ごめんなさいしてイベントを進めることもできますが、せっかくなので受けて立ちましょう。

しかし、これはブッチャーの罠でした。
マスク島に向かったレイディラック号は帝国の軍艦に囲まれてしまいます。

軍艦から逃げのび、パイレーツコーストの集会所に殴り込むと、逆にブッチャーに濡れ衣を着せられ、他の海賊達まで敵に回してしまうことに。
この数はさすがに草。
(等速にして予めスティックを出口方面に倒しておけばエンカウントなしで出られます)

逃げるしかなくなったホーク達は追っ手を振り切り、レイディラック号で出港します。
何とかワロン島のウェイプにたどり着きますが、海賊船だということで入れてもらえません。
仕方なくゴドンゴへ向かうことに。

帝国海軍から受けたダメージや嵐による損傷が蓄積し、レイディラック号はゴドンゴ沖でついに沈んでしまいます。
自分の船を失うのは大きなショックだと思われますが、ホークはすぐに気持ちを切り替え、別れを告げます。この辺りの男らしさもさすがですね。

ホーク編はここから自由行動となります。

ホーク編のパーティー構成

ホーク編も主人公と縁のあるキャラを中心にパーティーを組んでいきます。

・部下のゲラ=ハ
・フリー枠でごろつきのダウド
・フリー枠で海賊の大先輩であるシルバー
・フリー枠でアサシンのダーク

初期メンバーのモブ海賊を除くとゲラ=ハ以外に特に縁のあるキャラもいないので、いわゆる裏家業を営んでいる面々を選びました。反社パーティーですね。

ダークはアルドラルートを終わらせていますし、この周回は反社がテーマなので(?)アサシンルートで進めていきます。
(というか、アルドラエンドをみているとアサシンルートにしか進めません)

パーティーは普通に強いです。
クラス構成的にほとんどのキャラが全体攻撃を使えるので、合成サイコなどがなくてもザコ戦は楽ですし、ボスについても特に不安はありませんでした。

最終的にはこのようになりました。
ラストダンジョン突入前の状態です。

ホーク

主人公ホークの初期クラスはミンサガでは最強格の一つに数えられる海賊です。

メイン武器となる細剣はこれまでの周回でも大活躍してきたように、ゲーム内で最も使いやすく、強い武器種です。
エスパーダ・ロペラや炎のロッドだけでなく、片手斧で足りない部分をカバーでき、おまけに水術も使えます。

さらには、クラス特性が素早く行動できるという非常に有用なもので、スピードを活かして開幕で火の鳥を使ったり、先回りして回復するなど、攻守にわたって非常に優秀です。

ホークは初期BPが50%と高いので、わりと早めから火の鳥などの大技を使えるのも強い点です。
今回はBPが中々上がりませんでしたが、それでも主力となったのは言うまでもありません。

ゲラ=ハ

トカゲ、もとい、ゲッコ族のゲラ=ハはゲッコの騎士です。
衝槍と体術に対応するマニアックな構成のクラスですが、ゲラ=ハは体術の基本攻撃力が高いキャラなので、そちらがメインでもそれなりに戦えます。

とはいえ、技はスウィングや双龍破などがある分衝槍の方が使い勝手が良いため、体術を使うのは腕力を下げるサブミッションなど、限られた場面のみとなりました。

戦闘中にも見た目にそぐわないイケボで色々喋ってくれるので、和み要員としても活躍してくれます。

ダウド

ジャミル周から再登板のダウドはごろつきで、こちらは曲刀と体術というクジャラートっぽいスキル構成となります。

今回は曲刀の最強武器であるダークの剣を使えるので、エースとして活躍してくれそうな予感はしていましたが、パーティー構成上壁役を任せることになり、いまいちそのポテンシャルを発揮できなかったように思います。

ちなみに、ダウドはリマスター版からどの主人公でも仲間にできるようになりました。
南エスタミルの奴隷商人の家にいます。
確認はしていませんが、恐らく「ウハンジの秘密」が終わってからでしょうか?
仲間に誘うとなかなかの大口をたたきます。コイツ……

海賊シルバー

ミンサガさいかわ(二人目)

ここで残念なお知らせです。
ステータス画面のキャプチャを誤って削除してしまい、セーブデータも消してしまったため復旧できませんでした(泣)

伝説の海賊の正体は萌えボイスの美少女でしかも……ということで、ミンサガでも屈指の人気を誇る、親分(おやびん)ことシルバーです。

クラスは竜人で、大型剣、両手大剣、刀、火術、幻術、気術と多彩なスキルに対応しています。
今回は両手大剣をメインに使いました。クロスクレイモアが強いので……

火術も使えるのでリヴァイヴァ要員にもなりますが、回復BPが低めのため一度ダウンしてしまうと少しキツいのがネックです。

さらにLPが7とかなり低いので、普通にクリアする分には何とかなりますが、裏ボスなどと戦うにはちょっと心許ないように思います。
まあ、かわいいので何とかなりますけどね。

なお、シルバーが親分と呼ばれるのは、仲間に誘うときの台詞に由来します。

ダーク

アサシンルートのダークです。
クラスはアサシンで、小型剣と幻術を使うことができます。
一応闇術も使えるのですが、今回はそこまではやらないので無関係です。

ダークはイベントを進めると自動でクラスレベルが上がるので、最終的にはLv5になります。
ただ、小型剣は強い武器が中々手に入りません。
おまけに、イベントで入手できるダークの剣はなぜか曲刀で、ダーク自身はクラスを変更しないと使いこなせないという謎仕様です。(ミンサガはクラスに対応していない初期装備を持たせていることがよくありますが……)

それもあって、今回は水術や火術を覚えさせて、どちらかと言えばサポートの魔術師役に近い運用をしました。
アサシンとは……?

ちなみに、過去の周回でアルドラエンドを見て町にアルドラが現れるようになっていると、ダークを仲間にして知力を上げてもアルドラとしての記憶は蘇りません。

自由行動~最終決戦まで

陸に上がったカッパことホークさんはゴドンゴから自由行動となります。

その足で「ゲッコ族」のイベントを済ませたいところですが、まずは期限のあるイベントを優先するために大陸に戻り、バーバラを仲間にします。この辺りは他の主人公と変わりません。

「ウハンジの秘密」より。
いや、顔のことはお互い様では……

ホーク編で一番キツいのはお金で、1万金も出して古文書を自分で買わなければイベントを進められません。
「いつも古文書だけ手に入れてすぐ仲間から外しやがって! 俺の苦労がわかったか!」
という声が聞こえてきそうです。

ホーク編の最大の見せ場は「メルビル襲撃」でしょう。
ここで因縁の宿敵・ブッチャーと再び相まみえることになります。
他の主人公と違って、一度ブッチャーを倒した後、船で追いかけて真の決着をつけることができます。

こちらのルートを選ぶと大空飛竜と戦うことなくイベントが解決してしまい、褒美を貰うことはできません。
でも、せっかくホークを主人公に選んだなら、ブッチャーとの決戦を選んでほしいと思います。

今回はおやびんを早く仲間にするため前倒しで「海賊シルバーの財宝」に臨みましたが、ボスのかみつきに耐えられるくらいのHPがないとキツいですね。300くらいでいけたと思います。

ホークの場合、パイレーツコーストでうっかり集会所に足を踏み入れると大変なことになるので注意しましょう。

先述の通りパーティーは強いのですが、サルーイン戦は思いの外苦戦しました。
柱を上手く壊せなかったこともありますが、周回を重ねることによって敵のHPがかなり増えているのも影響したのではないかと思います。
サルーインのHPは元々30,000らしいのですが、7周目だと18%アップしているはずなので、5,000以上は増えているということになります。
倒すのに数ターン余計にかかるので、キツい攻撃を立て続けに食らってパーティーが崩壊する可能性も高くなるということです。
結局、いつもよりパーティーを鍛えなければ勝てませんでした。

ホーク編を終えて

ホークはキャラ性能が高いのでよく使われていますが、実は私はあまりパーティーに入れないんですよね。
どうしても女の子を優先してしまうので……
今回主人公として使ってみて、改めてその強さに納得しましたし、男の生き様も目に焼き付けました。
いつも仲間にはするけど主人公として使ったことはない、という方は、ぜひホークを主人公に選んで見てください!

ホークを演じた石塚運昇さん、ダークを演じた藤原啓治さんはリマスター版発売前に鬼籍に入られたとのことで、とても寂しく思いますが、お二人の熱演を楽しませていただきました。
ミンサガやゲームに限らず、数々の素晴らしい作品を遺していただき、本当にありがとうございます。

次はバーバラ編です!


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ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
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